さて、たまには日記(とすでに言わないような気もするけども)を書いてみますか。といってもなんら書く事も思い付かないのだけど、とりあえずなんか書いてみます。ええと、今日はペシャワール会に送金したりしてました。以上。
ではしかたないから、ええと、そうですな。このペシャワール会の中村さんという方の報告会を、僕のようなたいへんふまじめに毎日をすごしている人が聞きに行く事になったのは、まあ、そば屋の橋本さんにさそわれたからなのです。当日は彼の運転する自家用車で会場までつれていってくれるというお金のない僕には大変ありがたい“谷津坂屋ツアー”などというものもあり、ここのところ「もう二度とこういう機会はないかもしれない」という、リアルタイムに進行しているNYで起こった事件からの動きを追いたいという橋本さんの情熱は燃え上がるばかりなのです。 そのへん僕はぼんやりと、ああ、そうなのか、とそこはたいへんふまじめに毎日をすごしている僕らしく、秋のあたたかな日ざしにますますぼんやりしてしまい、助手席に座って小さなスパイカメラの話などをしつつドライブを楽しんでいました。 まあ、そこまではよかったのです。ところが、中村さんの話を聞きに集まった人たちのやや殺気立った「中へ入れろー」というおんねんの中、「六百番の人まではこちらへどうぞ!」のハンドマイクの声におおぜいの人たちの視線をかきわけて教会の中へ入って行くと、そこは教会ですので美しく光がさしこむ厳しゅくなムードの中、やや緊張しつつ、話がはじまるのを息をつめて待つはめになったのでした。 登場した中村さんは、マイクのケーブルをひっかけながらよろよろと登場し、プロジェクタのスクリーンをのぞきながら「みなさん見えますか」と声をかけ、スタッフがていねいに調整したスクリーンを片手でひょいと持って階段の上のほうへ自分で持って行き、あわてたスタッフたちがそれに恐縮していろいろと気を使うのですが、なんともいわゆる“先生”と言われる人とは程遠く、そんな事はおかまいなしに、飾り気なくぼくとつな、けど力強い声で語りはじめるのでした。 そうそう、井上ひさしさんの司会ぶりもまったく“ぶっちゃけた”ものであって、そんな報告会のムードをさらに“ぶっちゃけた”ものにしていました。 かんじんの中村さんが話された内容は、具体的なデータをきちんと示しながら理路整然としていて、かつわかりやすく、ときおりギャグをかましながら笑いをとり、僕はすっかり中村さんの話に引き込まれていくのです。 と、ここまで書いたのだけど、そろそろ洗たくしとかないとまずいので続きはまた気が向いたら(ははは)。すまん。 |