今日は（というか昨日だけど）午前十一時から金沢文庫称名寺で梅見会があったのです。が、大雨。それに強風（涙）。ということでして、すっかり寝こけてしまって目がさめたら午後二時をまわるとこ（汗）。しかも雨があがってるし・・・。どうも最近このパターンが多いので少し生活をあらためようと思っていた、というかそう思い付いた日の翌日にこのありさまだとさすがの僕もひととき落ち込むのです（ははは）。 ま、いいか、と夕陽が落ちる瞬間に自転車をすっとばして「お日さま沈まないで」と念じつつ称名寺に向かい、やや薄暗くなりかけて風が吹き抜けて行く境内を一人でふらふらとできるだけゆっくりと歩いてみる。せっかく来たから証拠を残さねば（というのがあさましい）とデジカメで梅の花を撮影し、なつっこい白猫としばし遊んでみたりもするのだけど、梅を見て・・・はて、少しも楽しくない（汗）。まばらな老夫婦（なぜか三組も）の足取りにやや気後れして、ますます怪し気な僕は逆方向へすたすたと帰るふりをして橋のところまで歩いて、彼らの通り過ぎるのを振り返らずにやりすごし、携帯電話を引っ張り出したら着信だらけだったので、とりあえずブルさんへ電話をしたりで時間をつぶす。 ぜんぜんだめだ。僕には花見の素質がないのだなあ、と誰もいなくなった池が風に吹かれて色が変わるのを見つめながらすっかしがっかりしてしまい、池を掘って木を植えたのだろうな、と緑あふれるようでいてあまりに整然と整えられた・・・は、よく見てみるとまるで盆栽じゃんねえ。うーん、そこらへんにある自然をアレンジしてなんとも言えぬしゃれた庭を作ってあるのです。 ほほう、と僕は感心し、そんな事に気がついた自分にも感心し、これは書いておかねばならんであろうとメモを探したらボールペンがない（ありり）。実は日本の文化とは？とかいろいろ深い考えを頭の中で巡らせていたのではありますが、全部忘れちゃった（ははは）。ま、こんなもんですな。うー、寒い。