投稿日: 4月24日(火)13時44分29秒
映画が見たくなりました。
朝、めざましテレビで特集やってて。ちょっと気になったので。
実はグロいものとかわいいもの。両方が好きです。
グロは主にグロ漫画。気持ち悪い描写の小説。
かわいいものはキティちゃん。トロちゃん。ニャーニャー。(はっ、みんな猫だ。)
新潮文庫の「ダーシェンカ」。犬丸りんの「なんでもツルカメ」。
グロくてかわいいもの?は奈良美智の絵。
直筆で宛名を書いてもらったハガキは宝物です。
だからファンタジーの香りがするものも、偽善的でなければ好きで。
「ショコラ」もあと一押し何かがあれば見にいくことでしょう。
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久々に村上春樹の本を読みました。「スプートニクの恋人」。
相変わらずの村上春樹小説なんだけど、なんだかぎゅーーってこない。
書き手の変化なのか、読み手の変化なのか。
この人の文章に、わたしは勢いってものを感じないんだけど
やはりきれいな日本語を巧みに操っていて、下手くそな人が書いたらどうしようもない話を
「小説」として読ませちゃうところは凄いよなーー、とひたすら感心しています。
その文章力と、珍しくあらすじの面白さを兼ね備えた話が「ノルウェイの森」だと思います。
凄く先が読みたくなって、良く出来た話だと思うんだけど。
やっぱり時間の経過でそう思うのか?結局嗜好の問題なのか?
高村薫の「李陵」みたいなインパクトってないんだよな。
どうしてあの人はあんな話が書けるんだろう。
あんなの読んじゃったら、文章書いてオカネもらおうなんて気を
全くなくしてしまうよ。
わたしは小説家になる修行をしているわけではないけど。
ずーっと何か書き散らして生きていく、という方向に行きたいので。
しかしまあこうやって、好きなこと書いて適当に人に見てもらえる毎日って幸せ。
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